マインドマップは「覚えやすく、思い出しやすい」ノート法として、実は古代ギリシャのローマ時代で使われていた記憶法を基に考案されたことをご存知ですか?😊
イメージの想像(イマジネーション)と関連づけ(アソシエーション)こそ、人類の第一言語であり、マインドマップそのものです。
今日の買い物リストも、想像と関連づけの仕組みを使えば、たとえメモを家に忘れてきても大丈夫。年齢に関係なく記憶力は鍛えることができるんですよ😉
古代ギリシャから現代にも引き継がれている記憶術に「メモリールーム記憶法」というテクニックがあります。メモリールームと呼ばれる想像上の城に配置した家具や置物を記憶のフックにして、覚えておきたいものと紐づける方法です。
メモリールームはあくまでも自分の想像なので、現実的である必要はなく、好きなインテリアで、憧れの家具や置物を好きなだけ置くことができます。
やり方も、とっても簡単。まずはメモリールームとなる自分だけの城を自由にイメージします。出来るだけ具体的にリアルに想像してみましょう。設計図やイメージを紙に書き出してみるのも良いですね。ちなみに写真にあるのが、私のメモリールーム。いつかこんな所でワークしたいなと思っている想像上のレッスンスタジオです。
部屋に入ったら何が見えますか?床の素材は?何か香りのようなものはありますか?明るいですか?気温はどうでしょうか?五感を使いながら心と頭でメモリールームを散歩してみましょう。
慣れないうちは配置する家具や置物などは、10個程度にしておくのがオススメです。メモリールームが定着しやすくなります。
あとは、何か記憶しておきたいものができれば、メモリールームと紐付けて記憶していきます。例えば、以下はある日の私の買い物リストです。
- コンタクトレンズ洗浄剤
- ティッシュ
- シャンプー
- お米
- レーズン
- 娘のメガネ調整
これらを自分のメモリールームと紐づけて記憶します。ポイントはユーモアでインパクトがあること。例えば、こんな感じです。
メモリールームを入ろうとドアノブを持ったら、ベトベトに濡れています。上の見たらボタボタと👉コンタクトレンズの洗浄剤が滴り落ちてきています。👉ティッシュを使ってきれいに拭いてドアを開けます。玄関に置いてあるアルコールで手を除菌しようとボトルのポンプを押したら、それはアルコールではなく👉シャンプーでした。部屋の机には炊き立ての👉お米(👉レーズン入り)が置いてあって、その湯気で👉メガネが曇ってしまいました。
といった感じ。あとは、思い出したいタイミングに、頭の中でメモリールームへ行くだけ。脳が勝手にフックを使って思い出してくれます。
マインドマップは、この想像と関連づけの仕組みを使ったノート法なので、記憶力も想起力も自然にアップさせることができるんですよ👍
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